スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PIZZICATO FIVE

1991-pizzicatofive

PIZZICATO FIVE/
女性上位時代

RELEASE:1991.9.1
GENRE:J-POP、渋谷系

アーティスト解説:
一世を風靡した「渋谷系」の音楽グループ。
「佐々木麻美子」「田島貴男」「野宮真貴」と3代に渡り
ボーカルと音楽性が変わっていった。
特に3代目「野宮真貴」においては、
音楽性だけではなくルックスやファッションの
評価も高く、日本国内のみならず、
海外でも高い評価を受けた。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
3代目ボーカル「野宮真貴」が参入した後にリリースされた5thアルバム。
この作品の全てが「野宮真貴」の為に構成されており、曲の合間にインタビューや対談が入る等、
アルバムとして面白みのある作りになっている。
複数回リリースされているが、それに合わせ複数のジャケットが存在する。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.女性上位時代#4
★☆☆☆☆
アルバムの始めはインタビューから始まり、このアルバムが作られた経緯や
新ボーカル「野宮真貴」のキャラクター性も伝わる。面白い試み。

2.私のすべて
★★★★☆
とても我侭な女の子のあざとい歌詞なのだが、とってもオシャレでかわいい。
フランスのパリを彷彿させるようなリズミカルな演奏も素敵。

3.お早よう
★★★☆☆
タイトル通り、朝に聞きたい爽やかでちょっぴり不機嫌でクールな曲。
曲中をとおして刻むドラムが特徴的。

4.サンキュー
★★★☆☆
明るくポップでグルーヴィー、そしてやはりオシャレ。
響くジングルや、サビ前のハモリやコーラスも素敵。

5.大人になりましょう
★★★★☆
チャカポコとしたサウンドがなんともかわいくて楽しくさせてくれる。
ブラスも効いていて、歌詞もシンプルながらに深く感じる。

6.女性上位時代#5
★☆☆☆☆
「それでは引き続きピチカート・ファイヴ歌の演奏をお楽しみ下さい」の
ナレーションのみ。幕間。繋ぎ。

7.ベイビィ・ラブ・チャイルド
★★★★☆
響く処理が入った声が、綺麗ながらもなんとも温かい。
懐かしみを感じるサウンドを奏でつつも、スクラッチ音などを織り交ぜる構成が光る。

8.トゥイギー・トゥイギー
★★★★★ 初聴オススメ!
キャッチーでファンキーでひたすら格好良くオシャレなナンバー。
ボーカルの綺麗な高音がリズミカルに活かされていてノリノリ。
曲の開始前や曲中に入る、対話やインタビューもアジがある。

9.トゥイギー対ジェイムズ・ボンド
★★☆☆☆
前曲からそのまま引継ぎ、このナンバーに入る。
歌は無いが、前曲のアウトロをゴージャスにした感じが、アウトロなのに格好良い。

10.神様がくれたもの
★★★☆☆
あざとい歌詞再び。しかし、あざとさを皮肉にオシャレに歌い上げてしまうのが素敵。
「バン!」という激しいSEや電子ボイスなどが散りばめられており面白い。

11.パーティー
★★★★☆
YMOの細野晴臣の作品「HOSONO HOUSE」からのカバー。
カバーだが、PIZZICATO FIVEのアジがとっても活かされていてゴージャス。
ゲストとして細野晴臣も参加しており、曲の合間に入る遊びも面白い。

12.しりとりをする恋人たち
★★☆☆☆
ずっとしりとりをするお遊びトラック。同じ単語を2回言ってたり
マニアックな単語が出てきたりして地味にコミカル。曲最後の締めが素晴らしい。

13.マーブル・インデックス
★★★☆☆
「3分クッキング」と「マリオワールド」を合わせた様なイントロが特徴的。
ピコピコなり続ける急かすようなSEのせいか、速さを感じる曲。

14.きみになりたい
★★★★☆
まったりと落ち着いてあたたかなナンバー。
ゆっくりと優美に歌う感じがなんとも心地よい。

15.むずかしい人
★★★☆☆
曲のリズムを作ってるドラミングが、サビでの盛り上がりや、
曲の途切れる効果に活かされたりと秀逸。途中から曲の雰囲気が変わる点も良い。

16.TOKYO’S COOLEST SOUND
★★★☆☆
「ピチカート・マニアのみなさんこんばんわ。ピチカート・ファイヴです。」と
終盤に来てようやく挨拶という興味深い演出。
曲にはホイッスル?やスキャットが使われたりとまだまだ面白い変化をみせてくれる。

17.クールの誕生
★★★★★ アルバムの核!
まさにアルバムのタイトルの「女性上位」が感じられる厳しくもクールで格好良い曲。
バックに流れる困惑の電子音とともに淡々と歌い上げる雰囲気が堪らない。
ここまでの「オシャレ」な曲とは違った感じだが、ソコが一層曲の良さを際立たせる。

18.女性上位時代#6
★☆☆☆☆
「トゥイギー・トゥイギー」のBGMとともに、終わりの対談。
「野宮真貴」のこれからが楽しみな、ちょっとトゲがある対談で終わり。



総評:


PIZZICATO FIVEといえば「オシャレな渋谷系」だが、
このアルバムはオシャレだけではなく、ストイックさやクールさ、格好良さが魅力。
後のアルバムに比べゴージャスさは欠けるが、曲やアルバムの構成が素晴らしい。

新たに迎えた「野宮真貴」の為に作られたアルバムという点においても、
インタビューや対談を始め、収録された曲からもバッチリ伝わってくる。
なにより「女性上位時代」というタイトルのセンスも素敵過ぎる。

YMOの細野さんが参加している点も、個人的にはかなり嬉しい点。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
Discジャンキーズ-洋楽おすすめCDレビュー/ピチカートファイヴ/女性上位時代
スポンサーサイト

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

THE BLUE HEARTS

1987-the-blue-hearts

THE BLUE HEARTS/
THE BLUE HEARTS

RELEASE:1987.5.21
GENRE:ロックンロール、ハードロック、パンクロック、フォーク・ロック

アーティスト解説:
甲本ヒロトと真島昌利を中心として結成されたバンド。
青春を感じる真っ直ぐでがむしゃら、
であると同時にメッセージ性が強く、
文学性の評価も高い歌詞が特徴的。
バンド解散後も、ドラマやCM、高校野球の応援歌で
楽曲が使用されたりと、近年でも人気は衰えない。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
バンド名「THE BLUE HEARTS」と同名にして、メジャーデビュー1stアルバム。
THE BLUE HEARTSが発売したアルバムの中で最も勢いがあり、収録時間も最短。
このアルバム収録曲のほとんどが、後のベスト盤に収録されるほど、全曲の人気が高い。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.未来は僕等の手の中
★★★★☆ 初聴オススメ!
アルバムの1曲目らしい、疾走感&勢い、青春とがむしゃらさが特徴的。
「1曲目」と書いたが、本来は歌詞の問題で収録できなかった「ブルーハーツのテーマ」という曲があった。
「ダッー!」「オッー!」といったボーカルの気合の入った叫びが曲に拍車をかける。

2.終わらない歌
★★★★★
同じ歌詞を何度も続ける単調さ。クソみたいな単調さ。そんな屑な俺たちの青臭い青春歌。
シンプルな歌詞なのに、いやシンプルな歌詞だからこそストレートに心に響く。
後半のメロディが優しくなるところの切なさと、最後の盛り上がりが最高。

3.NO NO NO
★★★☆☆
またもや「NO NO NO」と同じ歌詞の繰り返し。2回目なので「終わらない歌」には叶わないが
自分に対する自虐と、それに対するビッグなモノを歌う歌詞がやはりイイ味を出している。
「戦闘機が買えるくらいのはした金ならいらない」この感性が光る。

4.パンク・ロック
★★☆☆☆
ちょっと落ち着いた感じのナンバー。
音楽好きな中高生、または不器用で純粋な大人の心にジワジワくる。

5.街
★★☆☆☆
つまらないコンクリの街で少年が必死にもがき、頑張る。
前曲もそうだが、大人よりも、青春に悩み苦しんでいる若者に似合う曲。

6.少年の詩
★★★☆☆
イントロのベースと中間のリズムに乗ったメロディラインが特徴的。
歌詞はやはり青春にがむしゃら。
「そしてナイフを持って立ってた」というフレーズが素晴らしい。

7.爆弾が落っこちる時
★★☆☆☆
率直な歌詞と、繰り返しのフレーズで構成されたナンバー。
歌詞がストレート…というより、ストレート過ぎる上に、
メッセージ性の深さもそこまで深くないので、ややダレる印象。

8.世界のまん中
★★★★☆
「誰の上にだって、お日様は昇る」「世界の片隅、そんな所はない」
「歴史が始まる前、人はケダモノだった」そんな歌詞の秀逸さに脱帽させられる良曲。
曲が一定のリズムを刻んでいることもあるせいか、メッセージが際立つ。

9.裸の王様
★★☆☆☆
童話「裸の王様」の登場人物の心情を歌ったような曲。
どちらかというと「王様の耳はロバの耳」の方が近いかもしれない。曲はストレートなロック。

10.ダンス・ナンバー
★★☆☆☆
THE BLUE HEARTS、最短にして最速の曲。
ギターもボーカルもコーラスもノリノリで勢いがすごい。だが、速すぎる。

11.君のため
★★★★☆
アルバムの締めを目前に、唯一のバラードを持ってくる曲順がニクイ。
真っ直ぐな歌詞と、詰まったような声で歌うボーカルの切ない歌声が堪らない。
途中に入る、独白のセリフが青臭すぎて最高。

12.リンダリンダ
★★★★★ アルバムの核!
アルバムを締めくくるのはTHE BLUE HEARTSデビュー曲にして大人気曲。
シングルでリリースされた別Ver.もあるが、メンバーはシングルVer.が気に入らず
昔から演奏しているライブVer.がこのアルバムに収録されている。



総評:


上手くいかない生活に、クソったれな社会に、ワケのわからない世の中に。
子供みたいに真っ直ぐに、馬鹿みたいに同じことを繰り返して、幼稚で下手糞な言葉で。
それでもグサリと核心を突く、言葉が、歌詞が、フレーズがとにかく素晴らしい。

ボーカル甲本ヒロトの乾いて張り詰たような声も、狂ったような攻撃的で激しいアクションも、
「言いたくても言えない気持ち」「若者のわだかまりや憤り」をブチ撒けてくれているようで熱くなる。

人の心を動かすのは理屈じゃない。不器用でも真っ直ぐな気持ち。
そんな素敵な音楽が詰まった「THE BLUE HEARTS」は青春の名盤だと思う。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
シゴトはさんかく、キモチは四角。/『THE BLUE HEARTS』THE BLUE HEARTS  今、全ての悩める人必聴の一枚!

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

カルメン・マキ&OZ

1975-karumenmaki

カルメン・マキ&OZ/
カルメン・マキ&OZ

RELEASE:1975.1.--
GENRE:ハードロック

アーティスト解説:
17歳のデビュー当時、その年齢とは思えない
妖艶な魅力と圧倒的な歌唱力で話題を呼び、
紅白歌合戦にも出場したハーフの女性。
1972年にギタリストの春日博文らとともに
「カルメン・マキ&OZ」を結成した。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
日本のロックの到達点と歌われるほどの高い評価を誇るカルメン・マキ&OZのファースト・アルバム。
特にアルバムに収録されている12分の大作「私は風」は後に、様々なアーティストがカバーした名曲。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.六月の詩
★★★★☆
アルバム1曲目から8分超えの大作。しっとりとしたイントロのピアノソロから始まり
曲が進むにつれドラマティックに盛り上がっていく演奏とボーカルが素晴らしい。
迫力ある轟音が曲にさらなるインパクトを与える。

2.朝の風景
★★★☆☆
強くも爽やかで綺麗な、タイトルどおり朝の雰囲気に映える、それでいて格好良いカルメン・マキ。
ロックというより、ポップな印象もある。間奏やメロディが秀逸。

3.Image Song
★★★★☆
プログレのような綺麗なイントロから始まる大作。哀愁を感じさせつつも力強く魅力的な歌声。
長い曲の中での展開も、繊細なメロディも、間奏の泣きのソロパートの演奏も堪らない。
じっくり聞きたい1曲。

4.午前1時のスケッチ
★★★☆☆ 初聴オススメ!
カルメン・マキ&OZのデビューシングルとしてリリースされた曲。
イントロからメロディから、思わずこぶしを握って歌ってしまいそうな演歌的なロック。
演歌っぽさに注目しがちだが、アウトロのギターにも痺れる。

5.きのう酒場で見た女
★★★☆☆
バーでウイスキーグラスでも傾けながら聴きたいジャズチックな曲。
2分半と(他の曲に比べて)短い曲で、リズミカルで心地良いので結構アッサリ聴けてしまう。
と、いうよりも次の曲の為の小休止なのかもしれない。

6.私は風
★★★★★ アルバムの核!
11分を超える大作にして、日本ロック史を語るに欠かせない名曲にして最高傑作。
イントロだけで様々な展開を魅せつけてくれ、歌の入りの哀愁ある静寂な展開が秀逸。
言わずもがな、サビのボーカルの歌い声が最大の魅力。これこそシャウト。コーラスも素敵。



総評:


カルメン・マキのボーカルがやはりなんと言っても魅力的過ぎる。
男性など軽く凌駕するほどの、圧倒的なシャウトと美声を誇る彼女レベルの女性シンガーなど
もう日本音楽史には指を折るほどしかいないんじゃないかと圧倒される。

彼女だけでなく、ギタリストの春日博文を始めとするサウンド陣もまったく引けをとらず
音の迫力とテクニック、プログレからハードロックからジャズやら様々な顔を魅せてくれる。

ジャケットのインパクトある不可思議な世界のデザインも大変魅力的。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
ある音楽人的日乗/カルメン・マキ&OZ

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

ACCESS
PROFILE

岩跳ペンジュン

Author:岩跳ペンジュン
平成現代の今を生きる、
ゆとり世代の20代。
ちょいオタな
絵師×素人レビュワー。

ツイッターやってます。

レビューリクエストはこちら

LINK
CATEGORY
NEW-COMENT
NEW-REVIEW
ALL-REVIEW

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。