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THE BLUE HEARTS

1987-the-blue-hearts

THE BLUE HEARTS/
THE BLUE HEARTS

RELEASE:1987.5.21
GENRE:ロックンロール、ハードロック、パンクロック、フォーク・ロック

アーティスト解説:
甲本ヒロトと真島昌利を中心として結成されたバンド。
青春を感じる真っ直ぐでがむしゃら、
であると同時にメッセージ性が強く、
文学性の評価も高い歌詞が特徴的。
バンド解散後も、ドラマやCM、高校野球の応援歌で
楽曲が使用されたりと、近年でも人気は衰えない。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
バンド名「THE BLUE HEARTS」と同名にして、メジャーデビュー1stアルバム。
THE BLUE HEARTSが発売したアルバムの中で最も勢いがあり、収録時間も最短。
このアルバム収録曲のほとんどが、後のベスト盤に収録されるほど、全曲の人気が高い。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.未来は僕等の手の中
★★★★☆ 初聴オススメ!
アルバムの1曲目らしい、疾走感&勢い、青春とがむしゃらさが特徴的。
「1曲目」と書いたが、本来は歌詞の問題で収録できなかった「ブルーハーツのテーマ」という曲があった。
「ダッー!」「オッー!」といったボーカルの気合の入った叫びが曲に拍車をかける。

2.終わらない歌
★★★★★
同じ歌詞を何度も続ける単調さ。クソみたいな単調さ。そんな屑な俺たちの青臭い青春歌。
シンプルな歌詞なのに、いやシンプルな歌詞だからこそストレートに心に響く。
後半のメロディが優しくなるところの切なさと、最後の盛り上がりが最高。

3.NO NO NO
★★★☆☆
またもや「NO NO NO」と同じ歌詞の繰り返し。2回目なので「終わらない歌」には叶わないが
自分に対する自虐と、それに対するビッグなモノを歌う歌詞がやはりイイ味を出している。
「戦闘機が買えるくらいのはした金ならいらない」この感性が光る。

4.パンク・ロック
★★☆☆☆
ちょっと落ち着いた感じのナンバー。
音楽好きな中高生、または不器用で純粋な大人の心にジワジワくる。

5.街
★★☆☆☆
つまらないコンクリの街で少年が必死にもがき、頑張る。
前曲もそうだが、大人よりも、青春に悩み苦しんでいる若者に似合う曲。

6.少年の詩
★★★☆☆
イントロのベースと中間のリズムに乗ったメロディラインが特徴的。
歌詞はやはり青春にがむしゃら。
「そしてナイフを持って立ってた」というフレーズが素晴らしい。

7.爆弾が落っこちる時
★★☆☆☆
率直な歌詞と、繰り返しのフレーズで構成されたナンバー。
歌詞がストレート…というより、ストレート過ぎる上に、
メッセージ性の深さもそこまで深くないので、ややダレる印象。

8.世界のまん中
★★★★☆
「誰の上にだって、お日様は昇る」「世界の片隅、そんな所はない」
「歴史が始まる前、人はケダモノだった」そんな歌詞の秀逸さに脱帽させられる良曲。
曲が一定のリズムを刻んでいることもあるせいか、メッセージが際立つ。

9.裸の王様
★★☆☆☆
童話「裸の王様」の登場人物の心情を歌ったような曲。
どちらかというと「王様の耳はロバの耳」の方が近いかもしれない。曲はストレートなロック。

10.ダンス・ナンバー
★★☆☆☆
THE BLUE HEARTS、最短にして最速の曲。
ギターもボーカルもコーラスもノリノリで勢いがすごい。だが、速すぎる。

11.君のため
★★★★☆
アルバムの締めを目前に、唯一のバラードを持ってくる曲順がニクイ。
真っ直ぐな歌詞と、詰まったような声で歌うボーカルの切ない歌声が堪らない。
途中に入る、独白のセリフが青臭すぎて最高。

12.リンダリンダ
★★★★★ アルバムの核!
アルバムを締めくくるのはTHE BLUE HEARTSデビュー曲にして大人気曲。
シングルでリリースされた別Ver.もあるが、メンバーはシングルVer.が気に入らず
昔から演奏しているライブVer.がこのアルバムに収録されている。



総評:


上手くいかない生活に、クソったれな社会に、ワケのわからない世の中に。
子供みたいに真っ直ぐに、馬鹿みたいに同じことを繰り返して、幼稚で下手糞な言葉で。
それでもグサリと核心を突く、言葉が、歌詞が、フレーズがとにかく素晴らしい。

ボーカル甲本ヒロトの乾いて張り詰たような声も、狂ったような攻撃的で激しいアクションも、
「言いたくても言えない気持ち」「若者のわだかまりや憤り」をブチ撒けてくれているようで熱くなる。

人の心を動かすのは理屈じゃない。不器用でも真っ直ぐな気持ち。
そんな素敵な音楽が詰まった「THE BLUE HEARTS」は青春の名盤だと思う。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
シゴトはさんかく、キモチは四角。/『THE BLUE HEARTS』THE BLUE HEARTS  今、全ての悩める人必聴の一枚!
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BARBEE BOYS

1987-barbeeboys

BARBEE BOYS/
LISTEN! BARBEE BOYS 4

RELEASE:1987.9.9
GENRE:ロック

アーティスト解説:
活動当時では稀だった、
男女ツインボーカルの5人組ロックバンド。
男女の声の“ハモリ”よりも、Aメロ、Bメロで
パートごとに分けた歌い方が特徴的。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
男女の掛け合いを軸としたセンスが光る、BARBEE BOYSの4thアルバム。
「泣いたままで listen to me」「女ぎつね on the Run」といった彼らの代表曲が収録され、
グループの全盛期にリリースされた完成度の高いアルバム。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.はちあわせのメッカ
★★★☆☆
乾いて響くドラムがアルバム幕開けの合図を感じさせる。
「ドンファン」「ルージュ」「ベビーフェイス」といった歌詞に彼ららしいアジが出ている。
ボーカルに負けず、間奏のギターソロも魅力的。

2.泣いたままでlisten to me(Original Mix)
★★★★★ 初聴オススメ!
イントロのキレのあるサックスが光る。サビのクセがありつつも声が通ったボーカルも光る。
初聴をオススメする彼らの代表曲であり、ボーカル「KONTA」大活躍のナンバー。
もう一人のボーカル「杏子」のソロもあるのでこちらも聴き応えあり。

3.Dear わがままエイリアン
★★☆☆☆
彼らのアジが出つつも、メロウでしっとりとした曲。
浮気の曲で、どちらかといえば地味なのだが、どことなく暖かみも感じる。

4.ごめんなさい
★★★☆☆
「二つ、三つ」「五つ、六つ」といった数えの歌詞が耳につく。
他のメンバー&杏子の掛け合いも曲に拍車をかける。

5.女ぎつね on the Run(Original "Big Boul" Version)
★★★★☆
タイトルのイメージとは裏腹に、爽やかなイントロの為「三ツ矢サイダー」のCMに起用された。
曲調はしっとりつつもポップかつファンキー。
この曲もボーカルの掛け合いがメロディで冴えている。

6.わぁい わぁい わい
★★★★☆
ハイテンションなノリで軽快感のある、モテない男の嫉妬ソング。
短い曲だが、こんなにノリノリで嫉妬するなら、まあ悪くなかったりもさせてくれる。

7.涙で綴るパパへの手紙
★★★★☆
故郷を想いホームシックな寂しい女性の曲…とか思いきや、
曲が進むにつれドンドン怖くなってくる。ラストのKONTAの語りが強烈。

8.―夜の街―
★★★☆☆
ネオンライトが光る夜の街を、若い男女が真っ赤なオープンの
スポーツカーで駆け抜けていく…そんな感じの夜のドライヴソング。

9.Noisy
★★☆☆☆
ボーカル杏子のソロナンバー。BARBEEらしさは出てるし、ノリも悪くないが
ワリと単調とした曲で浮き沈みが無い感じ。タイトルほど騒がしくは無い。

10.くちにチャック
★★★★☆
男女の立ち居地が伝わってくる掛け合いがやはり素敵。
他の曲とは違い“付き合う前”の男女の曲なのだが、そのぎこちなさが如実。

11.ナイーヴ
★★★★★ アルバムの核!
最後を締めるに十分な大きさを持った、メロウでロックで彼ららしくて…
メロディもメロディからサビも聴き応えのある王道バービーなバラード。
イントロ&間奏のメロディラインも堪らない。



総評:


ジャケットの彼らの風貌からも見て取れるように、ハイテンションだった80年代の日本と
そのセクシーでファンキーなムードを象徴したようなバンド「BARBEE BOYS」。

歌詞やノリから古臭さを感じる人が居なくもないが、数十年経っても彼らみたいなポシションで
完成度が高いバンドが登場していないこともあり、“昔のバンド”で終わらせるには勿体無い存在。

男女掛け合いのボーカルをはじめ、ムーディでセクシー、キレのあるサックスなど、
魅力的な要素は、今聞いてもとても奇抜で新鮮な音楽。是非、一度試聴あれ。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
STRIKE A POSE/BARBEE BOYS 【Listen ! Barbee Boys 4】

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BO GUMBOS


1989-boganbos

BO GUMBOS/BO & GUMBO
RELEASE:1989.7.1
GENRE:ロック、ファンク、リズム&ブルース、ジャングル・ビート

アーティスト解説:
ボーカル「どんと」率いるローザ・ルクセンブルグ解散後に立ち上げたバンド。バンド名は“ガンボ・ミュージック”に“ボ”という苗字をつけて作られた。アメリカの南部音楽を貪欲に取り込んでいる。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
メンバーの憧れの地であった、アメリカの“ニューオリンズ”で収録された。
歌詞カードには、現地での彼らの楽しげな様子が掲載され、今は亡きどんとの名盤。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.助けて!フラワーマン
★★★★☆
曲のタイトル、鳴り響くホイッスル、そしてノリノリなリズムでヌルリと歌う“どんと”。
軽快なリズムとファンキーな感じが楽しく、歌詞がシュールで面白い。

2.泥んこ道を二人
★★★☆☆
楽しいリズムはそのままに、ピアノを取り入れたアップチューン。
ギターのカッティングも効いていて、歌詞のわりに明るい。

3.魚ごっこ
★★★★☆ 初聴オススメ!
NHK教育で、派手な化粧で歌ったこともあり、高い知名度を持つ曲。
ピアノが印象的で、やはり楽しくそしてユーモラス。

4.Hey Flower Brother
★★★★☆
まったりとしたミドルテンポな感じが心地良い。
全体的に派手さはかけるが、まったりとした脱力感が良い感じ。

5.ダイナマイトに火をつけろ
★★★☆☆
社会風刺的な、いかにも正統派なロックンロール。
キレのあるギターとベースが格好良く、曲の勢いもグングンしてる。

6.夢の中
★★★★★ アルバムの核!
スローなメロディで浮遊感漂う曲調が最高、歌詞もとても秀逸な名曲。
どことなく演歌っぽいのだが、聞き入らずにはいられぬボーカル。
スタイリッシュじゃないし、トンガってもない。でも最高に格好良い。

7.ずんずん
★★★☆☆
タイトルどおり、ずんずん!した曲で、非常にテンポがよく、ノリも良い。
エロスな英語のバックコーラスや「あぅ!」等の発声があるので、明るいのにエロイ。

8.見返り不美人
★★★☆☆
シュールな歌詞もメロディもボーカルも、どこかトんでる。
ハイテンションでセクハラを歌い上げる様は、非常に失礼で最高に楽しい。

9.トンネルをぬけて
★★★★★
しったりした大人しめなリズム、ファンキーでメロウが堪らないサビ。
「夢の中」と並ぶ、このアルバムの核。歌詞どおり、風の強い夜にでも聞きたい最高のドライブソング。

10.ZOMBIE-ZOMB
★★★☆☆
ファンキー、重くてリズミーなファンキーで、ボーカルが力強い。
どことなく怪しさ漂う感じでテクノっぽくもある不思議な曲。

11.ワクワク
★★★☆☆
「魚ごっこ」と一緒にNHKで歌ったのでは?と思うほど、ソレっぽい曲…
とか思ってたら「ホーーゥ!」とか叫んでてそうでも無かった。妙なテンション。

12.目が覚めた
★★★☆☆
目覚めをイメージしているかのような、せり上がってくる感じのドラム。
メッセージ性が強い歌詞で、アルバムの最後に何かを伝えたい感じが出ている。



総評:


70~80年代に最高の輝きを魅せてくれた、今は亡き“どんと”の名盤。
彼の独特な音楽や個性は、見る人が見れば完全にキワモノ扱いだが、
かくして偉大な人とはそんなもの。

「奇天烈」という言葉がピッタリなニュー・ウェイブ、ローザ・ルクレンブルグを経て
リリースされたBO GUMBOSの1stアルバムは、まさに「血沸き、肉踊る」。
新しい音楽を取り込み、体全体で楽しさやリズムを感じられる最高のアルバムだ。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
しんやんの徒然/ボ&ガンボ / BO GUMBOS

テーマ : 音楽
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THE TIMERS


1989-timers

THE TIMERS/ザ・タイマーズ
RELEASE:1989.11.08
GENRE:ロック、ロカビリー

アーティスト解説:
RCサクセションのメンバーにそっくりな彼らの友人達による土木作業員の格好をしたロックバンド。テレビの生放送で「おマンコ野郎」などと放送問題用語を叫び、FM東京を誹謗中傷する曲を演奏した伝説を持つ。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
独特のユーモアを交えて政治や社会を風刺する過激な歌詞が魅力なタイマーズの1stアルバム。
モンキーズのカバー曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」がCMで使用されヒットした。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.タイマーズのテーマ~Theme from THE TIMERS
★★★★☆ 初聴オススメ!
“モンキーズのテーマ”をタイマーズでカバー!!元の曲も秀逸だが、このアレンジは最高。
大麻じゃなくてタイマーですよ、タイマー。このセンスに脱帽。

2.偽善者
★★★★☆
前曲から、そのままの勢いではいる展開は良い、流れよく聞かせてくれる。
自虐的で妙に納得できる韻を踏んだ歌詞にも注目。

3.偉人のうた
★★★☆☆
“ハ・ハ・ハ・ハ・ハ・ハ・ハ・ハ”“ヤホーーーイ!!”など耳に残る歌いが特徴。
まさに今の社会で踏ん反り返っている“えらいひと”にピッタリな曲。核を突くなぁ…。

4.ロックン仁義
★★★☆☆
演歌も器用にこなす清し…いや、ゼリーさん。
しみったれた曲ですが、こちらもまた核を突いた歌詞。ロックンローラー嘆きの歌。

5.デイ・ドリーム・ビリーバー~DAY DREAM BELIEVER~
★★★★★ アルバムの核!
モンキーズのカバー、しかしタイマーズで最も人気も知名度も高い名曲。
アルバムの中で唯一“普通”の曲、そのせいか他の比較して素晴らしさが際立つ。

6.土木作業員ブルース
★★★★☆
30代、40代のおじさん世代は身に染みる曲じゃないだろうか。
汗臭いブルースだが、リズムも哀愁も聴いていて心地良い。

7.争いの河
★★★☆☆
リズムの良いサウンドで、色々な“争い”を歌ったナンバー。
つまらない事で争うよりも、もっとやる事があるだろう?な歌。やはり核心的。

8.カプリオーレ
★★☆☆☆
昭和天皇の大喪の礼による交通規制がやだなー、という曲。トンデモ無ぇ。
解らないでもないが、こういう所は流石タイマーズというべきか。

9.LONG TIME AGO
★★★☆☆
原爆投下に対する恐怖を歌い上げている。
曲中に爆音を入れるなど、思わずゾクッとする。軽快だが悲痛な曲だ。

10.3部作 (イ)人類の深刻な問題 (ロ)ブーム ブーム (ハ)ビンジョー
★★★☆☆
名前の通り3部で構成されている。ボーカルの彼ら自身の通ってきた道のりを歌っている
…のだと思う。やはり、どの曲も色んなものを批判している。奥が深い。

11.ギーンギーン
★★★★☆
○○議員という言葉を延々と連ねているだけの曲なのだが、歌い方、リズム、
そこから政治的な嫌らしさが伝わってくる。斬新な構成だ。

12.総理大臣
★★★☆☆
この曲が指すのは当時の“宇野総理”、そしてそれに対する皮肉。
日本の総理大臣が本当に情けなくなってくる。いや、立派な人もいるのですが。

13.LONELY JAPANESE MAN
★★★★☆
短いがカントリーチックでキャッチーな耳に残る良いメロディの曲。
英語の歌詞だが、やはり内容は皮肉。それも日本人に対する。

14.税
★★★★☆
正しく使われていない税金を払っている我々が、まさに声を大にして叫びたい曲。
だからって歌詞にある“脱税に憧れる”は無いゼイ、流石に。

15.イモ
★★★☆☆
明らかに“イモ”を“陰毛”と歌っている様に聴こえる、何気に卑猥。
イモ=ダサい、という事だが平成の今では流石に死語だろう。

16.タイマーズのテーマ(エンディング)~Theme from THE TIMERS (Ending)
★★☆☆☆
アルバムの最後として解りやすいエンディングテーマ。終わりだ!終わり!
壮大なバラードとかを持ってこられるより、こういう方がスッキリしている…のか?

17.Walk don’t run
★☆☆☆☆
と、思ったら最後に1曲。ベンチャーズのカバーらしいが“あせらずゆっくり行け”という意味。
タイマーズのラストメッセージととって良いのかどうかは不明。



総評:


↑まずは、いつ消されてもおかしくないタイマーズの活躍っぷりを見て欲しい。

まったく、今やったら、いや今に限らずとんでもない大問題をやらかしてくれたバンドである。
けれども我々が普段、声を大にして言えない事、言うようじゃない事をブッ放してくれた。
こんなバンドは今までもこれからも、彼ら以外には現れてくれないんだろうなぁと思ってしまう。

曲の方でも“デイドリームビリーバー”を始めとするカバー曲なのに感動してしまうし、
それ以外の曲も、本当に誹謗中傷・社会風刺・政治暴力などなど本当に彼らのアジを魅せてくれる。

普通に考えれば最低のバンド。
でも、今を生きる僕らにはやっぱり彼らのような存在がいてよかったと思う。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
耳蔵 音楽紹介/タイマーズ 80年代の村八分。はたまた日本のセックス・ピストルズ

テーマ : 音楽
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ユニコーン


1995-unicorn

ユニコーン/服部
RELEASE:1989.06.01
GENRE:ロック

アーティスト解説:
独特のくだけた歌詞、良い意味で力の抜けたメロディーとリズムが特徴的なコミカルなバンド。第二次バンドブームの中心的だったグループ。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
まったく素人のおじいさん「中村福太郎」さんがジャケットで使用されている
インパクトの強いユニコーンの3rdアルバム。現在のユニコーンの独特な個性の礎となったアルバム。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.ハッタリ
★★☆☆☆
アルバムの幕開けを飾るオーケストラインストメドレー。
ユニコーンの楽曲をアレンジしたものなので、原曲を聴いてから聴くと再び良いアジが出る。

2.ジゴロ
★★☆☆☆
子供の綺麗な声でジゴロを歌う、なんともシュールな曲。
1曲目でノリノリだったから、ちょっと落ち着こうか的な感じ。

3.服部
★★★★★
アルバムタイトル曲。オープニングのヘヴィでエッジなギターが格好良い。
メロディからサビにかけて変化する曲調が良い感じ。

4.おかしな2人
★★★★☆ 初聴オススメ!
疾走感としっとりとした早いメロディをもつトラック。
間奏のギター、ラストサビ前のベースが素敵。

5.ペーター
★★★☆☆
綺麗なメロディに、異国的で不思議な雰囲気。
前曲とボーカルが変わり美声が聴き心地よい。

6.パパは金持ち
★★★☆☆
次の曲とつながっているナンバー。曲調はコミカル。
後半、綺麗なコーラスが入るが、歌詞のせいでシュールすぎる。

7.君達は天使
★★★☆☆
ボーカルとコーラスの掛け合いが楽しげな曲。
プリンセス・プリンセスの奥居香とPSY・SのCHAKA(安則まみ)がコーラスで参加している。

8.逆光
★★★☆☆
全体的に落ち着いたトーンのバラード。
優しくも力強い。ラストの連続したドラミングからの盛り上がった終わり方が良い感じ。

9.珍しく寝覚めの良い木曜日
★★☆☆☆
なんとも微妙なミドルチューン。まったりした感じだが、
バラつきのある、どことなく落ち着かない曲。

10.デーゲーム(服部仕様)
★★★☆☆
コント55号というコメディアンの「坂上二郎」が歌っている曲の仕様違い。
ジャカジャカと響くアコギが良い感じのバラード。

11.人生は上々だ
★★★☆☆
曲が進むにつれ、音階がどんどんと上々していく。
始めから中盤はいいが、後半はなんだか苦しくなってきているのがツボ。

12.抱けるあの娘
★★☆☆☆
ダレた感じとオーケストラチックが混同とした曲。
不規則な流れで、どうも掴みどころが無い。

13.大迷惑
★★★★★ アルバムの核!
「ヒゲとボイン」「すばらしい日々」と並んでユニコーンを代表する曲の1つ。
ドラムとオーケストラの疾走感が素晴らしい。ラストのシャウトも魅力的。

14.ミルク
★★★☆☆
アルバムの最後は優しいアコギのバラード。
悪くは無いが、オーケストラで始まったのだからオーケストラで締めたほうが気持ち良い。



総評:


コミカル、かっこいい、ダラダラ、そんなユニコーンの
個性が始まりだしたパワーが感じられるアルバム。

全編通して色んな曲があり、どれも面白い。ボーカルが変わるのも良いアジ。
ただバラードは、「すばらしい日々」のようなレベルに辿り着いてないので、ちょっとダレる。
オーケストラや疾走感を持った曲が、やはりこのアルバムではオススメ。




岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
ACTIV-A 音楽による脳活性化計画/ユニコーン 『服部』

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DEAD END


1988-deadend

DEAD END/shámbara
RELEASE:1988.05.21
GENRE:ロック、ハードロック、ヘヴィメタル

アーティスト解説:
「LIAR」「RAJAS」「TERRA ROSA」という3つのバンドのメンバーで構成されたロックバンド。デビュー前から注目を浴びており、デビューライブにして470人もの観客を動員した。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
DEAD ENDのデビュー2ndアルバム。アルバムを出す度に音楽スタイルが変化する彼らの作品の中で、
最高傑作であるだろう名盤。ヘヴィでタイトなリズムが心地良い。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.Embryo Burning
★★★★★ 初聴オススメ!
「燃えさかる胎児」。キャッチーで聴きやすく疾走感のあるDEAD ENDらしい曲。
だが、単純に“アルバムの1曲目らしい”ではなく、初っ端から圧倒するギターとドラム。

2.Junk
★★★☆☆
1曲目とはちょっと変わって、どこかアメリカンチックなヘヴィメタル。
グルーヴが効いた、DEAD ENDの別の面が見える曲。

3.Night Song
★★★★☆
イントロで加速ッ…、加速してゴリゴリ突き進むスピード感のあるトラック。
ヘヴィメタルというよりは、ビートを刻んだハードロック。間奏のベースが熱い。

4.Serpent Silver
★★★★★
哀愁とメロディアスな曲調を備えたヴィジュアル系の原型のような曲。
華麗なギター、ヴォーカルの枯らしと美麗な声を巧みに使い分ける歌唱力には脱帽。

5.Psychomania
★★★☆☆
緊張感を持ったリフが印象的。
各メンバー、ボーカルの強い声を凌ぐほどの演奏を興じる。

6.Luna Madness
★★★☆☆
再びメロディアスなナンバー、そして幻想的な曲。
この曲は他の曲と毛色が違い、ヘヴィさと怖さが薄く、その分神秘的な印象が強い。

7.Blind Boy Project
★★★☆☆
妖しく煌びやか、そして美しいサイバー。ギターソロが光る。

8.Blood Music
★★★☆☆
リズミカルでダンサブルなドラム。
軽快だが重い、邪悪でブラックな曲。

9.Heaven
★★★★☆
shámbara(理想郷)= Heaven(天国)。そう捉えると、このトラックが表題曲。
まさに天国を現すような、クリーントーンの色が美しい民族色な曲。

10.I Can Hear The Rain
★★★★★ アルバムの核!
イントロからいきなり、美しさと哀愁、そして壮大さをぶつけてくれるDEAD ENDの名曲。
美しいギターソロの演奏、そしてボーカルが歌うサビの「I Can Hear The Rain」が
頭に脳味噌に、神経に焼き付けられて消えない。




総評:


「Embryo Burning」で燃え上がらせ、「Night Song」で疾風と化し、
「Serpent Silver」から墜とし、「Heaven」へ経て「I Can Hear The Rain」で幕を降ろす。
始まりから終わりまで、全ての曲がそれぞれの色を持つ。

様式美の世界観を持ちつつも、ハードでヘヴィでそしてサイバーなメタルを奏であげる。
ギター、ベース、ドラム、ボーカル、どのパートもその音は秀逸で、
後のアーティスト達に大きな印象を与えることになった
DEAD ENDの最高傑作であることは間違い無い。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
じみぃ~の、ちょっと寄って行かない。。?/DEAD END
DEAD END/マイベスト5! in Feb.2 2010

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

TERRA ROSA


1989-terrarosa

TERRA ROSA/
THE ENDLESS BASIS

RELEASE:1989.05.21
GENRE:ヘヴィメタル

アーティスト解説:
パワフルな歌声が魅力的な女性ボーカリストと、美しいメロディが印象的なヘヴィメタルバンド。全17期に渡りメンバーチェンジを繰り返した。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
このアルバムはインディース時代(1987年)にリリースされたものを
メジャーレーベルでリミックスしたもの。様式美の世界観が貫かれたTERRA ROSAの1stアルバム。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.ONE OF SECTIONS.“LAP”
★★★☆☆
アルバム1曲目に相応しいストレートなアップテンポの曲。
パワーあるボーカルに圧倒される。

2.FRIDAY’S FREE FAIR
★★★★★ 初聴オススメ!
1曲目同様疾走感があり、格好良いイントロからスタートする曲。
ギター・キーボードのソロに注目して欲しいトラック。

3.THE ENDLESS BASIS
★★★★☆
アルバム表題曲。様式美の世界観が感じられるナンバー。
疾走感は強くないが、その分曲に深みが増し、サビの「かげろうが~」など良いアジを出している。

4.PETROUCHKA
★★★☆☆
強くも哀しい曲。
ギターも強い味を出しているのに、落ち着いた格好良さを奏でている。

5.VISION OF THE LAKE BOTTOM(湖底のヴィジョン)
★★★★★ アルバムの核!
湖底がイメージされる静かなイントロから、一転してそれを切り裂くギターのサウンド。
ボーカルの声も高く強く、そして美しく衝撃を与えてくれる。
相変わらずギターとキーボードのソロは格好良すぎる。

6.FATIMA
★★★☆☆
妖しくメロディアスに強く疾走感を持つ曲。
他のトラックとは違った雰囲気を見せているが、どうやらオリジナルの曲ではないようだ。

7.AS LONG AS OUR LIVES
★★☆☆☆
ドラムが効いた、哀しくも明るさと情景を感じる曲。相変わらずソロは秀逸。
ボーカルも、前面に押し出す強い歌い方ではなく、心に響く芯がある歌い方に感じられる。

8.もの言わぬ顔
★★★☆☆
アルバムの最後を飾るに相応しい壮大な9分にも及ぶ曲。
どことなくプログレを含んだような幻想的な曲。



総評:


女性ボーカルを疑うほどパワフルなボーカルの魅力的な声。
格好良いソロパートを魅せてくれるギター・キーボード。ドラムもいい味を出している。
そしてやはり様式美好きには堪らない、魅力的な世界観を詰め込んだTHE ENDLESS BASIS。

メンバーの入れ替わりが激しかったバンドだが、ボーカル・キーボードの固定の2人の
印象・技術ともに高く強いため特に問題は無いのかもしれない。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

X


1989-x

X/BLUE BLOOD
RELEASE:1989.04.21
GENRE:ハードロック、ヘヴィメタル、ヴィジュアル系

アーティスト解説:
アメリカのバンド「キッス」に影響を受けた派手なルックスで日本では後に「ヴィジュアル系」と言われるロックの先駆者的存在とされ、後続のバンドに大きな影響を与えた。後のXJAPANは小泉純一郎がファンであることは有名な話。
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アルバム解説:
Xのメジャーデビューアルバム。アルバムタイトルは直訳で「青い血」であるが、
「貴族出身」「名門の出」といった使い方が英語圏ではされる。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.PROLOGUE (~WORLD ANTHEM)
★☆☆☆☆
アルバムのオープニング曲。どうもカナダのギタリストのカバーらしい。
これから幕が開ける感が出てて悪くない。

2.BLUE BLOOD
★★★★☆
アルバム表題曲。ドコドコいったサウンドとボーカルの攻撃的な声が
疾走感を組み上げ、勢いのある曲となっている。
中盤にはややメロディアスになっていてバランスの良い曲だ。

3.WEEK END
★★★★☆ アルバムの核!
テーマは「自殺」。間奏の高速ギターが光るトラック。
ノリの良いサウンドを中心に、前曲同様メロディアスな展開もあり聴き応えもある。
終盤の「WEEK END!WEEK END!WEEK END!WEEK END!…」も、耳につく良さがある。

4.EASY FIGHT RAMBLING
★★☆☆☆
ドラムがメインビートを刻む曲。
なんでもコンプレックスを歌った曲らしいのだが、爽やかな感じのする曲だ。

5.X
★★★☆☆ 初聴オススメ!
「X」とバンド名を冠した彼らのテーマソング。曲自体は特筆すべき事はないのだが、
ライブでコレをやるとファンがサビで「Xジャンプ」というのを会場全体でジャンプし、
東京ドームのライブでは5万人がジャンプしたため「震度3」が出たとか…

6.ENDLESS RAIN
★★★☆☆
映画主題歌としても使われた、Xの2ndシングルバラード。
悲しさと癒しが感じられる曲。

7.紅
★★★★☆
Xの1stシングルかつ最大の代表曲。このアルバムに収録されているものは
曲の始まりにストリングスが入るので壮大感が醸し出されている。
曲全体のノリや間奏も格好良い。

8.XCLAMATION
★☆☆☆☆
民族的な雰囲気を醸し出す、音楽のみのトラック。
妖しげな雰囲気から、途中で格好良いベースに切り替わる。

9.オルガスム
★★☆☆☆
曲が短く、テンポも速いのでスグ終わってしまう感が強い曲。
ギターとドラムとバックシャウトが曲全体を煽る感じ。

10.CELEBRATION
★★★☆☆
どことなくサウスアメリカを連想させる曲。
ポップな感じなのでXらしくは無いが、ドライブソングには合いそうだ。

11.ROSE OF PAIN
★★☆☆☆
バッハ作曲の『フーガ ト短調』からスタートするトラック。
壮大な感じのする曲だが「ハゲの歌」を知っていると、笑えてしまう。

12.UNFINISHED
★★★☆☆
ボーカルのソロから始まる、悲しげかつぬくもりが感じられるバラード。
綺麗なメロディな曲なのだが、やはりXらしくない気はする。



総評:


やはりボーカルの声が印象的な疾走感の似合うX。

実際、このアルバムよりも「Jealousy」というアルバムの方が、売り上げは高いのだけれども
こちらのアルバムの方がシングルや代表曲、なによりXのテーマ曲「X」が入っているという点から
Xの「名盤」には相応しいと思う。

気になる点といえば、どことなく音質が荒い気がするが… 気のせいかな?



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
MUSICGAZER/2nd Album 「BLUE BLOOD」 -X-

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

ZELDA


1985-zelda

ZELDA/空色帽子の日
RELEASE:1985.10.21
GENRE:ロック、パンク、ポップス、ファンク、ブラックミュージック、ルーツミュージック

アーティスト解説:
ゼルダの伝説と間違いそうだけど違います。パンク、ポップス、ファンク、ブラックミュージックなど多彩な音楽をこなし、女性グループとして最も長い活動歴でギネスブックに記載されている。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
ガールズバンドという事もあって、女の子の色んな感情の表現がかたちになったようなアルバム。
若干、2010年の今となっては曲によって古臭さを感じるけど、これはこれでアリ。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.DEAR NATURAL
★★☆☆☆
子供みたいな可愛い声と綺麗な高い声が良い感じです。
のんびりしながら聴きたい曲。歌の途中で深呼吸を入れてるのもポイント。

2.自転車輪の見た夢
★★★☆☆
軽快でポップなナンバー、まさに自転車の感じが伝わってくる。
楽しくノリがいいので、ある意味ドライブソングには向いてそうだ。

3.FOOLISH GO-ER
★★★☆☆
かっこいいガールズロック!恋に頑張る女の子って感じで悪くないです。
何気に歌詞が「頭がおかしくなっても」とかスゴイ事いってたりします。

4.FLOWER YEARS OLD
★★★☆☆
こちらも前曲とは違った感じでかっこいい。
どことなくロマンチックな叙情詩ぽくて、エコーとギターも良いアジを出している。

5.WATER LOVER
★★★★☆ アルバムの核!
そしてこのトラックで、「グッ」と大人っぽくなります。
前の4曲と比較すると分かりますが、ここではすごい「大人の女性」って感じ。
トーンとしてはゆっくりだが、この曲は是非しみじみと聴いてほしい。

6.湖のステップ
★★★☆☆
ふたたび軽快なナンバー、そして恋する女の子に戻る。
この曲もワリと聴きやすいので初聴にはもってこいかもしれない。

7.小人の月光浴
★★★★☆
まるで行進曲のようなドラムから始まるナンバー。
なんとも不思議メルヘンでシュールな感じが強い。妖しい魅力を放つ曲です。

8.時折の色彩
★★★★☆ 初聴オススメ!
大人ナンバーふたたび。このアルバムで一番、詩が感じられる曲。
ドラムもよく効いてるので、大人っぽさを持った良いテンポの曲にまとまっている。

9.無人号地・357
★★★☆☆
イントロに思わずメロドラマを感じさせてしまう、どことなく悲しげなナンバー。
なにか都会の寂しさなのか、そんなオーラを感じさせる。

10.ハベラス
★★★☆☆
なんとも飛んだ声が印象的。ギターも良い感じで嫌いではないのだが
なんとも掴みどころが難しい曲。



総評:


1980年の女の子の色んな表情が見れる、そんなガールズバンドZELDAの3rdアルバム。
少女の様に陽気で元気で楽しげだったり、大人の女性の母性や儚さ・寂しさが見えたり
曲によって変化するボーカルの歌い方がやはり素晴らしいと感じます。

やはり曲によっての古臭さは否めませんが、そんな中でも「WATER LOVER」「時折の色彩」といった
大人の雰囲気が漂う曲が個人的にはオススメです。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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岩跳ペンジュン

Author:岩跳ペンジュン
平成現代の今を生きる、
ゆとり世代の20代。
ちょいオタな
絵師×素人レビュワー。

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