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はっぴいえんど

1971-happyend

はっぴいえんど/風街ろまん
RELEASE:1971.11.20
GENRE:ロック

アーティスト解説:
YMOで有名な「細野晴臣」、ナイアガラの「大瀧詠一」。
作詞家「松本隆」、ギタリスト「鈴木茂」。
後のアーティストに多大な影響を与えることになる
メンバーを始めとした、日本のロックバンド。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
東京オリンピックによる境に急激に失われつつある「古きよき日本・東京の姿」を
「風街」と架空の街にみるテーマとして作られたはっぴいえんどのセカンド・アルバム。
ちなみに「左上:松本隆」「右上:鈴木茂」「左下:大瀧詠一」「右下:細野晴臣」
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.抱きしめたい
★★★☆☆
独特の空気を感じさせる1曲目。まったりとしてほのぼのしい曲かと思いきや、
間奏のギターやバックに響くドラムがファンキーを奏であげている。

2.空いろのくれよん
★★★★☆
「風街」の雰囲気を醸し出しつつ「くれよん」というタイトルと
穏やかな曲調から、暖かく童謡のようなイメージを感じさせてくれる。
「いろろろぉぉ~♪」といった歌い方にも面白みがある。

3.風をあつめて
★★★★★ アルバムの核!
風街ろまん=風をあつめて=はっぴいえんど、といっても過言でないほどの
彼らを象徴する名曲中の名曲。「空いろのくれよん」もそうだが、
曲から不思議と風景を感じさせてくれる感じ、思わず口ずさんでしまう感じ。最高です。

4.暗闇坂むささび変化
★★★☆☆ 初聴オススメ!
ポップで明るく暖かくもリズミカルなナンバー。短いが楽しい。
曲名が「ももんが」でいいんじゃないか?というほど「ももんが」連呼な曲。

5.はいからはくち
★★★☆☆
太鼓のイントロから始まったと思えば、英語が入り…、そしてノリノリな幕開け。
メロディもドラムもコーラスも、とってもファンキー。ナイスなロック。

6.はいから・びゅーちふる
★★☆☆☆
「びゅーちふる」という曲名のセンスがまず最高。
「はくち」の後付けのような曲でとても短い。

7.夏なんです
★★★★☆
再び情景を感じさせてくれる、彼らの子供時代の夏を感じさせてくれるナンバー。
コンクリの地面となってしまった現代でも、暑い夏の道を歩きながら感じたい1曲。

8.花いちもんめ
★★★★★
シングルカットもされた鈴木茂のはっぴいえんど代表曲。
他の曲と比べても彼らしさが感じられ、なおかつ曲が洗練されていてクオリティが高い。

9.あしたてんきになあれ
★★★☆☆
一定のリズム感と、高い声で雨と水のイメージが出ている。
雨の日に晴れを待ちながら垂れ流す、ファンキーな邦楽ロック。そんな感じ。

10.颱風(たいふう)
★★★★☆
ハーモニカとゴトゴトするドラムが効いた、力強くファンキーな曲。
「どどどど」や「どんどん」といった効果音の歌詞や「吹き飛ばせー!」といった
強い歌い方が、このアルバムでは異色を放っているが面白い。

11.春らんまん
★★★☆☆
「お春」ちゃんに思いを寄せつつも、春を感じさせるこの曲。
オシャレなイントロから始まる「春らんまん」は「大正ロマン」といったところだろうか?

12.愛餓を(あいうえを)
★★☆☆☆
「風をあつめて」を始めとする名曲を締める最後のナンバーは…?
なんとお遊びでした。最後の最後でやってくれます。ちゃんちゃん♪



総評:


邦楽ロックの金字塔として、これまで何人の人たちがこのアルバムを聴き心に残していったのか…。
「風街」という最高のセンスと、情景を醸し出す音楽性。そしてロック。

昨今の日本では浸透しきってしまったが、洋楽のロックンロールに「日本語をのっける」といった
衝撃的で革新的な、彼らの功績はやはり素晴らしいものだと感じる。

細野・大滝・松本・鈴木。後に多大な影響を残すこととなった「はっぴいえんど」。
こんな豪華なメンバーの名盤「風街ろまん」は、奇跡だった。今後も言われていくのだと思う。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
There's One In Every Crowd/はっぴいえんど / 風街ろまん ('71)
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

サディスティック・ミカ・バンド


1974-sadistic-mikaband

サディスティック・ミカ・バンド/黒船
RELEASE:1974.11.5
GENRE:ロック

アーティスト解説:
元ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーで結成されたバンド。ボーカルの「ミカ」の包丁使いがあまりにサディスティックだった為、このバンド名となった。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
海外でも評価の高い、日本のロック屈指の歴史的名盤。
1stアルバム「サディスティック・ミカ・バンド」を聴いたイギリスのプロデューサーのもと製作された。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.墨絵の国へ
★★★☆☆
静かで綺麗なメロディが徐々に加速する様は、これからの展開を期待させる。
後半、歌の箇所は2人で歌いあう様子が、独特の世界観を作り上げる。

2.何かが海をやってくる
★★★☆☆
謎と期待と畏怖に包まれたタイトル通りの曲調は流石。
徐々に盛り上がるフュージョン・ロックと、ギターソロが光る。

3.タイムマシンにおねがい
★★★★★ 初聴オススメ!
いよいよアルバムの幕があけた!という感じの彼らのハイテンションな代表曲。
アルバムで浮いた感じはするが、この曲の輝きのおかげで、他の曲の渋さが映える。

4.黒船(嘉永6年6月2日)
★★★☆☆
黒船三部作その1。1分とない短いインストだが「来るぞ…!やって来るぞ!」
という煽る感じが堪らない。ジワジワ来るフュージョン。

5.黒船(嘉永6年6月3日)
★★★★☆
黒船三部作その2。前曲からスムーズに流れるので繋ぎ目が全く解らない。
穏やかな前半から、異様な叫び声を孕んだ曲調へ移る。何故だが格好いい。

6.黒船(嘉永6年6月4日)
★★★☆☆
黒船三部作その3。悠然と佇む黒船が想像できる泣きのギターは秀逸。
激しくも、落ち着きあるサウンドが魅力的。

7.よろしくどうぞ
★★☆☆☆
思わず踊りだしたくなるお祭りムード満載な曲。
次曲への繋ぎとして上手い味を持っている。

8.どんたく
★★★★☆
前曲のノリから入る、楽しく明るくファンキーでポップなこのノリは最高。
古い時代が感じられる歌詞だが、そんなことは関係無い。
愉快なベースとキーボード、熱いボーカルが生み出すグルーヴが大好き。

9.四季頌歌
★★★★☆
しっとりした、もの悲しいオリエンタルなバラード。
綺麗なピアノがじんわりと響いてくる。間奏を挟んでグッと来る展開が見事。

10.塀までひとっとび
★★★☆☆
再びファンキーさたっぷりでリズミカルなナンバー。
かなり格好良いベース、カッティング、ソロが素晴らしい。

11.颱風歌
★★★★☆ アルバムの核!
個性の強い曲ではないが、メンバーの様々な演奏が色々な表情を魅せ面白い。
アルバムのエンディング、大団円のような盛大感ある曲。


12.さようなら
★★★☆☆
最後はアコギの弾き語りにより、しっとりと幕を締める。
静かに響く旋律が、漂う哀愁に拍車をかける。



総評:


邦楽ロックの名盤は伊達じゃなかった。
ポップあり、ファンキーあり、弾き語りに、秀逸なインストゥルメンタル。
挙句に曲の構成も完璧な最高なコンセプトアルバムときたから凄い。

時代を感じさせる歌詞やテーマを扱っているのに、それを全然感じさせないのは
やはり名盤のなせる技か。時間も国境も越えて高い評価なのが納得。

名曲「タイムマシンにお願い」は他のアーティストもカバーしているが、
やはり、ボーカル「ミカ」ならではのこの曲なのだ。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
Stairway to Heaven/黒船 / サディスティック・ミカ・バンド

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

頭脳警察


1972-zunoukeisatu

頭脳警察/頭脳警察3
RELEASE:1972.10.XX
GENRE:ロック、バラード

アーティスト解説:
音源の発禁、放送禁止。過激なライブパフォーマンスによる出入り禁止。共産主義的な革命運動が激化する時代で世界革命を叫んだ過激なロックバンド。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
1st、2ndと発禁になった後レコーディングされた頭脳警察の3rdアルバム。
1stや2ndに比べ過激度は抑えているが、それでもパワー、演奏力はひけをとらない。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.ふざけるんじゃねえよ
★★★★★ 初聴オススメ!
1曲目にして頭脳警察の名曲。掻き鳴らされるギターと、それに乗るストレートな怒り。
これぞ頭脳警察!「ふざけるんじゃねえよ!」の叫びはいつ聴いてもスカッとする。

2.嵐が待っている
★★★★☆
民族的なイントロからエッジの効いたギターへと繋いでいく2曲目。
喉を絞ってひり出す苦しい声が、曲の力を一層強める。

3.時々吠えることがある
★★★☆☆
一転して優しいバラード。だが、歌詞は力強く痛々しい。
吠える声がなんとも、いたたまれない。

4.滅び得た者の伝説
★★★☆☆
バックで響くギター、ドラムが刻むリズムが叙情的な雰囲気を醸し出す
ミドルテンポなナンバー。痛さとともに哀愁を感じる。

5.少年は南へ
★★★★☆
チャカポコした音と、コーラスが心地よい。
歌詞はやはり悲しいのだが、アルバムの中では聴きやすい。

6.前衛劇団{モーター・プール}
★★☆☆☆
なぜか急にノリノリで、曲に変化と遊びが見られる変わった曲。
最初から最後まで好き勝手やっているという感じ。酔っ払っているな感じだ。

7.歴史から飛びだせ
★★★★★ アルバムの核!
タイトルどおり思わず勢い良く飛び出したくなる疾走感。
ギターのリフがイカす。盛り上げる手拍子もグッド。このアルバムもう一つの名曲。

8.無知な奴らが舞い踊る
★★☆☆☆
スローなリズムで流れる、どことなくダルダルとした曲。
“前衛劇団”ほどではないが、変則的でつかみどころが無い。

9.桃源郷
★★☆☆☆
幻想さと、どこかしら卑猥さも感じる。ギターの響きとサビが多少強いが、
基本的には全体通して大人しなバラード。

10.指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた
★☆☆☆☆
15秒という短い中で、タイトルをそのまま語るだけの曲。曲?
シンプルだが印象強い。終わりの静寂は何ともいえぬ怖さが滲み出る。

11.パラシュート革命
★★☆☆☆
なんとも間抜けな歌い方をするボーカル。音楽もどこか脱力的。
前半の過激さはどこへやら、まったくもって堕落している。

12.光輝く少女よ
★★★☆☆
ラストは過激さが、まるで浄化されたような優しくも悲しいバラード。
ヴァイオリンやピアノが神聖さすら感じさせる。



総評:


1st、2ndと発禁になってしまったので、実質の1stアルバムはこの「頭脳警察3」。

当時の革命運動が盛んな時代背景が、まっすぐに伝わってくるパワーが凝縮されている。
かと言って、ただ叫び散らすだけではなく、しっかりと心に突き刺さってくるシャウト、
ガンガン突き進んでくれるギター、それらと席を並べるバラードも存在している
音楽的評価が高いアルバム。

それにしても1stから3rd発売までの間、30曲を超える楽曲を生み出し、
さらにその期間が僅か5ヶ月というのだから、その超人的なエネルギーには驚かされるばかり。
この3rdアルバムもわりと過激なのだが、前2作品で評価感覚を麻痺させられてしまった
審査員がついうっかりOKを出してしまい発売されたのだとか…。凄い。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
バックビートにのっかってナポレオンフィッシュと泳ぐ日/頭脳警察「頭脳警察3」

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

荒井由実


1974-araiyumi

荒井由実/MISSLIM
RELEASE:1974.10.05
GENRE:フォークソング、ニューミュージック、J-POP

アーティスト解説:
松任谷正隆と結婚する前の、ユーミンこと松任谷由実。
シンガーソングライター、作詞作曲家。「呉田軽穂」という、匿名性をもって楽曲を提供する時に使うペンネームも存在する。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
「MISS SLIM(スリムな女の子)」の造語をタイトルとする、荒井由実の2ndアルバム。
演奏に細野晴臣や山下達郎が参加している。後に夫となる松任谷正隆もマンドリン演奏などを担当した。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.生まれた街で
★★★★☆
ユーミンの生まれた街、八王子を歌った曲。
波とそよ風を感じるような、懐かしさを感じるイントロが素敵。間奏のフルートも心地良い。

2.瞳を閉じて
★★★★★ アルバムの核!
当時、校歌のなかった学校のために作られた曲。
作詞、作曲ともにハイレベルのナンバー。時代を感じさせないユーミンの最高傑作。

3.やさしさに包まれたなら(album version)
★★★★★ 初聴オススメ!
スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」のエンディングで使用された名曲中の名曲。
明るいの軽快な感じで、カントリーなメロディが素晴らしい。ずっと聴いていたい曲。

4.海を見ていた午後
★★★★☆
横浜にある「ドルフィン」というレストランをイメージした曲。
サビの揺れ流れるようなメロディが秀逸。静かで儚い。

5.12月の雨
★★★☆☆
コーラス・アレンジに山下達郎が参加した、日本で初めてのクリスマスソング。
名曲につぐ、名曲が続いて、ここで一休みのナンバー。だが、それでもクオリティの高い曲。

6.あなただけのもの
★★★☆☆
あっさりしたラテン調で、軽快なパーカッションから始まるトラック。
前曲に対し、この曲はユーミンがコーラスを担当しているらしい。

7.魔法の鏡(album version)
★★☆☆☆
ちょっと古臭さを感じる、少女漫画をドラマ化した主題歌のような曲。
テンポもリズムも悪くない曲だが、如何せん前半に名曲が揃いすぎた為チープさが目立つ。

8.たぶんあなたはむかえに来ない
★★★☆☆
ゆるやかで終わりを感じさせる切ない歌詞。
綺麗なコーラスとサビのピアノが浮き出る感じが綺麗。

9.私のフランソワーズ
★★★★☆
フランスの歌手「フランソワーズ・アルディ」の事を歌った曲。
正統派な優しく暖かいバラード。だんだん楽器が増えて、盛り上がる構成が良い。

10.旅立つ秋
★★★★★
色んな意味で“終わり”を感じさせる、乾いた感じのする、寂しさと悲しさを携えた曲。
TBSのラジオ番組の最終回のために作られた曲。悲しくも美しい。




総評:


「70年代の名盤」をうたうなら、まずこのアルバムは外せない荒井由実の最高傑作。
アルバムの構成としては珍しく、前半に良い曲が固まっている。
最後が終わりを感じさせる「旅立つ秋」で終わるのは素晴らしいが、
どうも中盤から後半にかけて地味な曲が並ぶ。
(と、いってもあくまで“このアルバムの中”でという意味であり、曲のクオリティは素晴らしい)

“おいしいものはあとで”
これは好みの問題だが、素晴らしい曲が揃っているだけに、やはりアルバムの構成が気になってしまう。

このアルバム以降もユーミンは名曲を生み出し続けているが、聴く人によっては
「このアルバムでユーミンは終わった」という意見もあるらしい。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
オペラ サモトラケのニケ/MISSLIM ミスリム 荒井由実 1974年10月5日 東芝EMI

テーマ : 音楽
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ACCESS
PROFILE

岩跳ペンジュン

Author:岩跳ペンジュン
平成現代の今を生きる、
ゆとり世代の20代。
ちょいオタな
絵師×素人レビュワー。

ツイッターやってます。

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