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スピッツ


2000-spitz

スピッツ/ハヤブサ
RELEASE:2000.7.26
GENRE:ロック、オルタナティブ・ロック、パワー・ポップ

アーティスト解説:
進学の為に上京した4人によって結成されたロックポップスバンド。都内のライブハウスで地道な活動によって注目され、メジャーデビューを果たす。現在はCMやタイアップ等で大人から子供まで幅広い層に愛される。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
スピッツに対する世間のポップなイメージと、自分達の目指すロックバンドとしての
方向性との矛盾に悩み、解散・引退すら考えていた時期の9thアルバム。
ロックの色が強くスピッツの異色作だが、彼らのやりたい事をやった作品。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.今
★★★☆☆
軽快なアコギとコーラスの響きが冴える1曲目。
格好良いロックンロールなギターがアルバムのワクワク感を煽る。

2.放浪カモメはどこまでも album mix
★★★★☆
22thシングルのリミックスバージョン。楽器の重なりにより重さを増したサウンドが素晴らしい。
元気が出る歌詞も心地よく、アレンジによりスムーズになった次曲への繋がりもおいしい。

3.いろは
★★★☆☆
デジタルな打ち込みやサウンドエフェクトが斬新。
コードが単調でサビもソコソコだが、この曲はメロディラインがイチオシ。

4.さらばユニヴァース
★★★☆☆
ロック、だが優しいロック。どことなくノスタルジー。
サビが韻を踏んでいて小気味良いが、この曲もメロディの方が聴いていて気持ち良い。

5.甘い手
★★★★☆
ロックはちょっとお休みして、スローなバラード。メロディがとても優しいので、
重い音で来るサビの波に、強く打ち付けられる。ソ連映画の引用もされている。

6.Holiday
★★★★☆
軽快でポップな曲。なのに、メンバーにはストーカーソングとか言われている。
確かに怪しい歌詞だが、爽やかに歌い上げるスピッツに脱帽。

7.8823
★★★★★ 初聴オススメ!
「8823」と書いて「ハヤブサ」と読ませる粋なアルバム表題曲。
「君を不幸にできるのは宇宙でただ一人だけ」のフレーズを始めとした
歌詞も素晴らしく、スピッツのロックを象徴したような曲。

8.宇宙虫
★★☆☆☆
インストでイントロ。区切り。次曲の為の曲。
だが、この宇宙を漂うような浮遊感はトリップソングとして優秀。

9.ハートが帰らない
★★★☆☆
歌謡曲の色が濃いデュエットソング。
サビの盛り上がりと、可愛い間奏が魅力的。

10.ホタル
★★★★★ アルバムの核!
切ない歌詞とメロディ、間奏のハーモニカから、静寂で歌い上げる様は
まさにスピッツの金字塔を名乗るに相応しい名曲。
ロック色のこのアルバムでは浮いてしまうかと思いきや、逆。
軽快なロックにより、この曲の深さがより増して味わえる。

11.メモリーズ・カスタム
★★★★☆
シングル「メモリーズ」のカスタムver.。
イントロを抜き大サビを追加したインパクトのある曲。

12.俺の赤い星
★★★☆☆
重くて、太くて、哀愁漂う男のヘヴィロック。田村氏作曲。
世間で言うスピッツのイメージと真逆だが、そこが魅力。

13.ジュテーム?
★★★★☆
家庭的で草野の美声が魅力的な弾き語り。
胡弓の音が民族っぽさと、アルバムの終わりを感じさせる。

13.アカネ
★★★☆☆
アカネ色の夕陽を背景に背負うエンディングテーマ。
やりたかったロックを終え、これからも頑張っていこう的な爽やかソング。



総評:


「やりたいことをやった」このコンセプトで作られたアルバムは大体アーティストとしての
世間のイメージとギャップが生まれるのでウケが悪い。スピッツとて、その例から漏れない。
しかしその分、思い入れや情熱が強く曲の完成度がとても高い。これも然り。

アルバム「ハヤブサ」はロックの色が強いと言われているが、あくまで“スピッツの中では”。
何気にバラードや弾き語りなどもあるので、アルバムの構成としてはバランスが良かったりする。

スピッツ=ポップ、という印象が強く、評価が下がりがちなこのアルバムだが
アルバムの構成、曲の深さ、バリエーション、
どれをとっても他のアルバムには決してひけをとらない、スピッツの名盤。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
新しい世界へ・・・/スピッツ「ハヤブサ」感想
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

東京スカパラダイスオーケストラ


2002-tokyoskaparadiseorchestra

東京スカパラダイスオーケストラ/Stompin' On DOWN BEAT ALLEY
RELEASE:2002.05.22
GENRE:スカ

アーティスト解説:
サポートメンバーも含め10人という多人数で構成されたオーケストラバンド。ジャマイカが発祥の“スカ”のインストゥルメンタルで楽曲の大半が構成されている。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
田島貴男・チバユウスケ・奥田民生の3人をゲストボーカルとして迎えた9thアルバム。
オリコン1位にもランクインしており、ファンキーでエネルギッシュなサウンドが魅力的。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.(WE KNOW IT'S) ALL OR NOTHING
★★★☆☆
リズミカルなイントロから盛り上がっていく展開にアルバムの幕開けを感じさせる。
随所に入る「1・2・3・4!」の合図から畳み掛けるオーケストラが素晴らしい。

2.めくれたオレンジ
★★★★★
歌モノ第1弾。田島貴男のシルキーなボイスとメロウポップなリズムが心地よい。
CFタイアップ曲ということもあり、キャッチーで耳に馴染みやすい。

3.DOWN BEAT STOMP
★★★☆☆ 初聴オススメ!
サッカーが好きなら1度は聴いたことのある応援歌。ノリノリなリズムや、
「ヤヤヤヤーヤーヤヤヤヤヤー」といった声が楽しくさせてくれる。

4.SKULL COLLECTOR
★★★★☆
妖しくてムーディーポップでダークなナンバー。
しっとりとしたメロディと雷鳴のSEから始まるイントロも良い感じ。

5.CALL FROM RIO
★★★☆☆
南国のリゾート地を思わせる明るくポップな曲。
スカの魅力は抑え目だが、ホーンセクションのソロは素敵。

6.灰の城
★★★★☆
しっとりとしたグルーブとクールなメロディアスが格好良い。
曲の中間で入るプログレチックな旋律もポイント。

7.SKAHOLIC GENERATION
★☆☆☆☆
10秒ちょいで終わるので、殆ど次曲のイントロ扱い。

8.カナリヤ鳴く空
★★★★★
歌モノ第2弾。エッジの効いたチバユウスケのボーカルがイカす。
スカも曲の世界観に見事にマッチしている。

9.SOUL GROWL
★★☆☆☆
全体的に気の抜けたけだるい感じのトラック。
悪くない曲だが、リズミカルなスカではなく、ちょっとラテンっぽい。

10.暗夜行路
★★★☆☆
「美しく燃える森」とどことなく近い感じのする曲。
曲名どおり、夜のイメージが見え隠れする。妖しくも遥かな感じ。

11.ONE EYED COBRA
★★★☆☆
ドラムとベース、そしてエレキギターが唸るスカパラ屈指の攻撃的ナンバー。
楽器全体が掻き乱れ、ダークなハイテンションで盛り上げる。

12.美しく燃える森
★★★★★ アルバムの核!
歌モノ第3弾。大人の色気が漂う奥田民生のボーカルが最高。
楽器と声の絶妙な相性が素晴らしく、曲の流れも雰囲気も文句無し。

13.BOGGIE'S NOT DEAD
★★★★☆
イントロからハイテンション、そしてどんどんスピードアップ。
ボーカルの煽りも凄く、迫り来る音の洪水にどんどん押し流されてしまいたい。

14.AND THE ANGELS SING~そして天使は歌う~
★★★☆☆
ノリノリのテンションで駆け抜けてきたアルバムを締めくくるのは
明るく暖かみのあるポップナンバー。楽器の奏でる優しさが心地良い。



総評:


豪華なゲストが歌う、歌モノ3曲がやはりこのアルバムの華、圧倒的な存在感。
しかしながら、スカパラのインストゥルメンタルも負けておらず
アルバム全体を通して、熱く楽しくファンキーでリズミカルに盛り上げてくれる。

多種多様な楽器が彩る“スカ”もアップテンポなスカパラらしさをベースに
ダークだったり、メロディアスだったり、ハイスピードだったりと
色んなスカの顔色を魅せてくれて、とても面白い。テンションを上げるには持って来いの名盤。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
いっきぃのあんなハナシ こんなハナシ/無条件にアゲアゲ!東京スカパラダイスオーケストラ「Stompin' On Down Beat Alley」

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THE YELLOW MONKEY


2000-yellowmonkey

THE YELLOW MONKEY/8
RELEASE:2000.07.26
GENRE:グラムロック

アーティスト解説:
東洋人に対する蔑称が印象強い。デビュー当初はビジュアル系のようなスタイルで始まった、90年代最強のグラムロックバンド。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
解散の予兆が見えていたTHE YELLOW MONKEY最後のアルバム。
バンドの終わりを感じさせる曲も収録されている。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.ジュディ
★★★★☆
静かな打ち込みから重低音に入るオープニング。
1曲目なのに卑猥さと憂鬱さを感じさせる。

2.サイキック No.9
★★★☆☆
キャッチーで軽快だけど、音は重い疾走感あるナンバー。
重い曲が多いこのアルバムの中では、やや浮いた印象。

3.GIRLIE
★★★★★ 初聴オススメ!
映画「弟切草」のエンディングで使用された曲。
1曲目同様卑猥な感じだが、中~後半にかける盛り上がりが秀逸。

4.DEAR FEELING (Album Version)
★★★★☆
ジンジン響くギターが良いアジを出している重低音ナンバー。
けだるい感じだが、前曲同様にメロディや後半の盛り上がりが良い。

5.HEART BREAK (Album Version)
★★★☆☆
重いけれど綺麗な曲。そして、またまた卑猥さをはらんだ曲。
間奏のメロディラインが印象的。

6.人類最後の日
★★☆☆☆
ここでお遊びのトラック。「たすけてー」や「ひとごろしー」で構成される
なんとも不可解なインスト。

7.SHOCK HEARTS
★★★☆☆
「触発」とかけたタイトルの明るく盛り上がるナンバー。
だが、2曲目同様浮いてしまった感は否めない。

8.聖なる海とサンシャイン (Album Version)
★★★★☆
遠くに響くようなギターが心地よい。
歌い方に哀愁を帯び、他の重い曲とは違ったイメージが強い。

9.カナリヤ
★★★☆☆
明るく爽快な曲。だが、どことなく悲しさも持ち合わせており
このアルバムにとてもマッチしている。

10.パール
★★★☆☆
ハイテンポで勢いのあるロック。パールとは「涙」のこと。
解散が近づき、昔の栄光を振り返るようなイメージがある。

11.STONE BUTTERFLY
★★★☆☆
どこか投げやりの、早い歌い方が特徴的。
アウトローっぽい重低音。

12.メロメ
★★★★☆
終わりと冬を感じさせる、ボーカリストのみで作られた曲。
ピアノとストリングスが響く「バンドが終わる典型の曲」。

13.バラ色の日々 (Album Version)
★★★★★ アルバムの核!
アルバムの、バンドの最後に向けて放つ「THE YELLOW MONKEYファンのテーマ曲」
後ろ向きだけど、前向きな救いのような曲。

14.峠
★★★★☆
悲しさを携えた、哀愁感が強い曲。
重く、そして深いナンバー。

隠しトラック
★★★☆☆
隠しトラック。6曲目の終わりがここで歌われる。



総評:


途中途中に明るい曲が入っているものの、やはり全体通して
THE YELLOW MONKEYの解散ということから「悲しさ」「哀愁」「終わり」といった
イメージが感じられる、このアルバム。

タイトルの「8」という、そのまんまなタイトルもメンバーの仲違いから
良い名前が付けられなかったのだろうか?

ボーカル曰く、THE YELLOW MONKEYの最高傑作は「SICKS」というアルバムだが、
それに匹敵する、この「8」は最終傑作といったところか。




岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
雑食系男子ぶろぐ/8 / THE YELLOW MONKEY

テーマ : 音楽
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YOSHII LOVINSON


2004-yoshiilovinson

YOSHII LOVINSON/
at the BLACK HOLE

RELEASE:2004.02.11
GENRE:ロック、ポップス

アーティスト解説:
現在は解散してしまったロックバンド「THE YELLOW MONKEY」の元ボーカル。本名は「吉井一哉」でファンの間では「ロビンソン」という名で親しまれている。ただ、本名は画数が悪いため、名義は「吉井和哉」としている。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
ソロ活動開始の1stアルバム。
ドラム以外は、ほぼ全て本人が演奏していて、しかも自宅で録音された音源を使用している。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.20 GO
★★★★☆
退廃的でゆったりとした暗い1曲目。
野生と現代を織り交ぜた歌詞が印象強い。

2.TALI
★★★☆☆ 初聴オススメ!
1stシングル曲。全体のメロディもサビも聴きやすいナンバー。
やはりどこか寂しく暗い印象を含んでいる。

3.CALIFORNIAN RIDER
★★★☆☆
車でドライブしながら聞きたい、明るく疾走感あるアメリカンなロック。
間奏のチューンなソロギターも魅力的。

4.SADE JOPLIN
★★★★☆
吉井和哉曰く「シャーデーとジャニス・ジョプリンを足したような曲」らしい。
夕陽が沈むような、もの悲しい曲。サビ後半の歌い方が綺麗。

5.SIDE BY SIDE
★★★☆☆
疲れて病んで、流れるような暗い曲。ヘヴィなギターソロが格好良い

6.FALLIN' FALLIN'
★★★★☆
暗さはまだまだ続く。意味深な歌詞が絶妙な雰囲気を醸し出す。
基本的には暗いが、リズムも良く、サビも暗さを持ちつつもノリが良い。

7.SPIRIT'S COMING (GET OUT I LOVE ROLLING STONES)
★★☆☆☆
ひねた歌い方が特徴的。再びアメリカンな曲で、どこかノスタルジー。

8.BLACK COCK'S HORSE
★★★☆☆
暗い雰囲気をようやく抜けて、明るく、疾走感も含む曲。
ただ、タイトルが「黒いチ○コの馬」という悪ノリさである。

9.SWEET CANDY RAIN
★★★★★ アルバムの核!
吉井和哉の色が強く出ている、雨の日に聴きたいナンバー。
ギターが響いているが、しっとりとした感じにうまくとけこんでいる。

10.AT THE BLACK HOLE
★☆☆☆☆
最後の曲だが、実質隠しトラック的なナンバー。
怪しさ満点。イエモンのアルバムの遊び的な感じがでている。



総評:


全曲通して暗い印象を持った曲が占める「at the BLACK HOLE」。
しかし、ただダークやマイナス傾向を表現したわけではなく、そこには哀愁やもの悲しさ
ときにはアメリカンでノリの良いロックなんかも加味されている、聴き応えのある1枚。

「THE YELLOW MONKEY」時代と比べると、ダイナミックさや華やかさが抑えられ
孤高と漂う、しっとりとじっくりとした感じが楽しめる、
まさに宇宙にひっそりと口を開けるブラックホールのような…



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
襤褸は纏えど心は錦/at the BLACK HOLE / YOSHII LOVINSON

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Cymbals


2000-cymbals

Cymbals/That's Entertainment
RELEASE:2000.01.21
GENRE:J-POP、ロック、渋谷系

アーティスト解説:
ポスト渋谷系にくくられることが多いロックバンド。
「かわいくっていじわるな感じのバンド。ただしパンク」。
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アルバム解説:
カラフルなジャケットがとても目を惹く、Cymbalsの1stアルバム。
2003年の解散まで、だんだんと変わってってしまったCymbalsの個性が、まだ色濃く残っていた頃の傑作。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.Show Business
★★★★☆ 初聴オススメ!
…コツコツとヒールの音が近づいてきて、「バタム!」ドアの音を閉める。
「Show Business!」そこから始まる疾走感あるポップなサウンドがこれからをワクワクさせてくれる。

2.What A Shiny Day
★★★☆☆
2曲目は1stシングル。リンゴンとリンリンとベルを響かせ、
1曲目の雰囲気をそのままに、明るくのほほんとリズムの効いた曲。

3.So You Want To Be A ROCK’N’ROLL STAR 4
★☆☆☆☆
ここでインタビュータイム。アルバムの中で遊びをするアーティストは多くいるが
インタビューを随所に入れる試みは面白い。シンバルズを知ってるか?という内容。答えは「ノー」

4.Rain Song
★★★★☆
ここでちょっとゆったりと、タイトル通り雨の日にでも聴きたいミドルチューン。
オシャレ感を持ちつつ、しっとりとした流れ。

5.So What?
★★★☆☆
今度は元気に華やかに。雨上がりに、さあ出かけよう!って感じの曲。
どことなくアメリカンで格好良いオシャレ。

6.So You Want To Be A ROCK’N’ROLL STAR 5
★☆☆☆☆
インタビュー再び。和訳では“シンバルズ”を“シンボルズ”と勘違いするリーマンの内容。
「くだらん。この世は喧噪に溢れかえっているのだぞ。金まで払って騒音に浸かる必要はないだろう」

7.RALLY
★★★★★ アルバムの核!
いろんなものが盛り込まれて、リズムに乗ったビートを奏であげる。
まさにポップ!このアルバムのキラーチューンであり、Cymbals至上の名曲。

8.Air Guitar
★★★☆☆
「RALLY」の流れをそのまま継いで、綺麗で可愛らしいナンバー。
1曲だけで聴くより、常に「RALLY」の直後に聴いたほうがアジが出る。

9.ANSWER SONG(alternate mix)
★★★☆☆
流れを緩めて脱力感を含みつつ、夕陽が沈むようなほんのりとした寂しさも含んだ曲。
ジャズっぽくて南の島が浮かんでくる。

10.Mach 0.8~亜音速による移動~
★★☆☆☆
雑踏、そしてボサノバ、そんな感じのインストゥルメンタル。
ルームミュージックには最適。

11.So You Want To Be A ROCK’N’ROLL STAR 6
★☆☆☆☆
今度はティーンの女の子にインタビュー。「シンバルズ?もちろん知ってる!
あ、そうそう。今度うちでパーティー開くの。みんなでバカ騒ぎしない?」てなノリ。

12.My Brave Face
★★★☆☆
イントロとアウトロで鳴り響く、口笛が印象的なトラック。
インタビュー上がったテンションを保ちつつラストへ駆け抜けていく。

11.Muzak Cycle
★★★☆☆
終わりに向かい、ちゃかぽこちゃかぽこ、ぱんぱぱ~ん♪
と、まったりのんびり。エンディング曲のようなナンバー。

12.What’s Entertainment?
★★★★☆
これでおしまい、めでたしめでたし… と、思いきやアンコールのような大サービスソング!
すべてを、思いっきり出し切ってみんなで完全燃焼!



総評:


オシャレな渋谷系のメーブメントに乗っかり、そして流れていったCymbals。
アルバム全体を通して、リズミカルやゆるやかさを含み、そしてポップさを魅せ付けてくれた。

2010年現在は、彼らのデビュー当時ほど渋谷系は突出していない。
咲くべき時代に、咲くべきカラフルな花が咲いた。そんな感じだろう。

ボーカルの若くて可愛い声も、パワーあるギターも素敵。
オシャレ傾向にいかず、当初の彼らのアジを生かせていれば、別のCymbalsが見れたかもしれない。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
free walkin'/That's Entertainment - Cymbals

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ポルノグラフィティ


2000-pornograffitti

ポルノグラフィティ/
ロマンチスト・エゴイスト

RELEASE:2000.03.08
GENRE:J-POP、ロック

アーティスト解説:
現在2人、2004年の夏ごろまでは3人で活動していたロックバンド。ノリノリでアップテンポなラテン系の曲から、メロウなバラードなど数々のヒット曲やタイアップで高い認知度を誇る。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
ポルノグラフィティの名を世間に知らしめた「アポロ」が収録された1stアルバム。
収録曲のほとんどがインディーズ時代に作られているので、
彼らのインディーズのベスト盤とも言える1枚。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.Jazz up
★★☆☆☆
“略称の「ポルノ」が卑猥な意味だから注意して”とか言ってるわりには、エロエロな曲。
そんなに悪い曲じゃないが、アルバムの1曲目としてはあまり相応しくない。

2.Century Lovers
★★★★★
シングルになる予定もあった軽快なアップテンポなナンバー。
歌詞に登場する“ディランとジョン”は“ボブ・ディランとジョン・レノン”。
歌詞の一部に彼らの詞の一節も引用している。

3.ヒトリノ夜
★★★★☆ 初聴オススメ!
バイクでも乗りながら聴きたい。アニメ「GTO」の主題歌に使われた有名曲。
知名度も高いためカラオケなどでは、大変盛り上がれる曲、もしくは無難な曲。

4.ライオン
★★☆☆☆
ちょっとテンションダウンしたミドルなロック。
イントロのドラムとベースが渋くて格好良い。

5.憂色 ~Love is you~
★★★☆☆
さらにゆったりとラブなバラード。前曲より曲の立ち位置がしっかりしてるため
こちらの曲のほうが心地よく、印象に残る。

6.Heart Beat
★★☆☆☆
ちょっと電子っぽい、これまた絶妙に力の抜けた曲である。
4曲目と曲調は違うが似たような立ち位置にあるので、どことなくイマイチ。

7.マシンガントーク
★★★★☆
寡黙な男に似合う曲。再びアップテンポなポルノらしいナンバーで
リズムに乗りながら楽しく聴ける。強いて言えば、ラストのサビ前の歌詞がちょっとクサいか?

8.デッサン#1
★★★☆☆
メンバーの実話から作られた曲。ポルノの曲のなかでも高いキーを誇る曲。
ライブでも原音キーでやることは殆ど少ない。大サビの元歌詞がヒドくて修正された経緯がある。

9.アポロ(New Apollo Project Version)
★★★★★ アルバムの核!
正直、アレンジが入ってないシングルのバージョンの方が良いのだが、やはり名曲。
もうデビューから10年も経ってるのに、いつまでも聞き飽きない。

10.ラビュー・ラビュー
★★★★☆
「アポロ」の次の曲としては最適な曲。午後の昼下がりのような、ゆったりした曲だけど、
ほどよいリズム感を持ったナンバー。「アポロ」の印象に押されがちだが結構良い曲。

11.ジレンマ(How To Play "didgeridoo" Version)
★★★☆☆
エッジとラップが効いた曲。ちょっと民族臭もする。

12.リビドー
★★★★☆
エロ曲再び、でも微エロ。
ポルノらしいロックだけど悲しげなエロスを漂わせる良曲。

13.ロマンチスト・エゴイスト
★★☆☆☆
アルバムの最後らしい、しっとりした曲なのだが…残念ながら声が合ってない。



総評:


ポルノグラフィティは2010年現在でも、オリコンチャート等でも高順位をキープし、
かなりの認知度、そして多くのファンもいるのだけれど、やはりこのアルバムが最初にして最高。

2004年にメンバーの一人が抜けてからはバラード系が目立ち、初期のようなエロでブラックな感じから
どんどん遠ざかっていってしまっている感じが強い。

名盤だが、変なクセが無くとっつきやすい音楽性なので、数ある名盤の入り口としてオススメしたい。

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陰陽座


2002-onmyouza

陰陽座/百鬼繚乱
RELEASE:2000.12.24
GENRE:妖怪ヘヴィメタル

アーティスト解説:
平安装束と長い黒髪、歌詞からは日本語以外の歌詞を極力排除し、鬼や妖怪、日本的なテーマの旋律を奏でる「妖怪ヘヴィメタル」。ボーカルの黒猫をはじめ、メンバーの名前は全て“猫”に関係するものとなっている。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
妖怪ヘヴィメタル陰陽座の2ndアルバム。
妖怪のイラストが描かれたジャケットはメンバーの“招鬼”が手掛けている。
ハードな曲が多く荒々しい印象を受けるが、曲の間口が広く聴きやすい曲も多い。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.式を駆る者
★★★☆☆
ドロドロしたイントロ、重いギターから一変して、一気に突き抜けていく曲調へ変わる。
1曲目らしい疾走感のある曲で、ボーカルの澄んだ格好良い声がより一層、加速度を際立たせる。

2.桜花の理
★★★★★ アルバムの核!
1曲目の疾走感をひきつつも哀愁が漂うナンバー。
2人のボーカルの格好良い声と、綺麗な声がせめぎあい、素晴らしい旋律を生み出している。
「あなたが―蜘蛛だったのですね」これにはゾクゾクする。

3.塗り壁
★★★☆☆
ドロドロしたダークでヘヴィ、そして8分近くあるトラック。
ボーカルの語尾の伸ばしが印象的。サビが結構綺麗。

4.癲狂院狂人廓
★★★★☆ 初聴オススメ!
再び疾走感のあるリフが効いたナンバー。サビの「業・罪・愛」が格好良くて凄く頭に残る。
曲の終盤のギターソロも格好いいのだが、逆に曲の始まりにややチープさを感じる。

5.八咫烏
★★☆☆☆
低く重く、鈍重な曲。ヘヴィメタルというより演歌っぽい。
ゆっくりだけど、心に染み入る曲じゃなくだらだらした感じ。

6.歪む月
★★★★☆
ボーカルの綺麗過ぎる歌唱力に驚かされる、冷たくも力強い曲。
他のドロドロした荒々しい曲とは違い、とても洗練されている。
作詞・作曲はボーカルが担当。

7.帝図魔魁譚
★★★★☆
エッジの効いた重低音ギターが魅力的。
曲調はシューティングゲームのボスのような感じ。
デスボイスと綺麗な高音の対比が印象的。

8.化外忍法帖
★★★☆☆
疾走感ある正統派ヘヴィメタル。曲は格好いいがサビが弱いため
同様に疾走感のある、他の曲と比べるとどうしても弱い。

9.奇子
★★★☆☆
アルバム最長、9分超えを誇るメロディアスとヘヴィさがうまく絡み合った曲。
大人の色気を漂わせたボーカルの魅力を感じずにはいられない…
と、思ったら中盤の語りで、女の子の声もやるという多彩さを魅せてくれる。

10.がいながてや
★★★☆☆
最後ははっちゃけたお祭り騒ぎの曲。なかなかにアルバムの最後の曲としては斬新。
ちなみに「がいながてや」とは「凄いんですよ」という意味らしい。



総評:


“妖怪・忍法帖”といった“日本らしさ”を押し出したバンドなので、
ヘヴィメタルという間口の狭いシーンでも結構好きになる人は多いかもしれないこのアルバム。
実際、陰陽座はアニソンなども歌っているので、そのあたりから聴くとオススメ。

全体通して、やはり格好良く響く重金属と透き通った貫くボーカルの美声が魅力的。
そしてこの独特の世界観も好きな人には堪らないだろう。
気になる点といえば、平安装束でのライブは暑くて大変そうだ。



岩跳ペンジュンのオススメ記事!:
MUSICGAZER/2nd Album 『百鬼繚乱』 -陰陽座-

テーマ : 音楽
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KADENZZA


2003-kadenzza

KADENZZA/
Into The Oriental Phantasma

RELEASE:2003.06.XX
GENRE:オリエンタルメタル、暗黒メタル

アーティスト解説:
フランスのHOLY RECORDSというレーベルからリリースしている“日本の”暗黒系音楽家。デモアルバムでエログロチックなジャケットも手掛けていた画才にも突出した音楽家。


アルバム解説:
約3ヶ月で契約からリリースまでをした、KADENZZAの1stアルバム。
輸入盤になるので正確には「邦楽」という扱いでは無いのかもしれない。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.Kamikaze Blows
★★★★★ 初聴オススメ!
「神風」という“日本のアーティスト”を感じさせるタイトル。
独特のシャウトが入ったハードなメタルで格好良さが際立つ曲。
ラストのサビから曲の終わりにかけての展開が素晴らしい。

2.Mononoke (God Of Worm)
★★★★☆
「物の怪」。これまたタイトル通り、おどろおどろしい百鬼夜行的なハードメタル。
前半が終わり、後半の幕開けの怒涛のサウンドが格好良すぎる。
静かな場面もあり、様々な展開をみせる魅力的な曲。

3.Wheel Of Fortune
★★★★☆
「運命の輪」。怒涛のスタートから展開する「Kamikaze Blows」に近い曲。
エッジの効いたギターと、運命に導かれるようなメロディも印象的だ。

4.Endless Labyrinth (Suite Opus 5)/Scarlet Messiah/Reincarnated Evil
★★★☆☆
11分に及ぶ壮大な曲。
「ダダダ…」というサウンドが迫りくる何かをイメージさせる。
色んな表情・表現を見せる曲でバックストーリーがあるようかのような劇的な変化が楽しめる。。

5.Lament 1999
★★★☆☆
哀しさ、神聖さを携え、教会の礼拝堂で懺悔が浄化されるかのような曲。
鳴り響く鐘。時を紡ぐ様なメロディ。前半の3曲とは違うKADENZZAの一面が見れる。

6.War Phantasma (Suite Opus 4)/The Last Slaughter's Remembrance/Awakening
★★★☆☆
今度は12分に及ぶ曲。
畳み掛けるサウンドに色んな表情を見せてくれる曲は素晴らしいのだが
正直なところ、10分前後の曲はアルバムに2つ以上は不要。



総評:


日本人アーティストの新たなる可能性を感じられるKADENZZA。
単に琴や尺八とかではない「オリエンタル(東洋的な)」という耳に新しい音楽のようだ。

正直メタルというシーン自体、日本では間口は狭く、
このアルバム自体「一般向けではない」と銘打たれているため
曲を理解し切れていない(歌詞も日本語では無いので意味がさっぱり)。

2ndアルバムである「Second Renaissance」は一般向けに作られており
より「オリエンタル」が色濃く出た魅力的なアルバムではあるが、
KADENZZAの音楽を理解した最終的には…、やはりここに戻ってくる。そんな気がする。

※Amazonに掲載されている楽曲リストと手持ちのCDの曲がどうしてか一致していませんでした。
 詳細は不明ですが、リリースのバージョンが違うのかもしれません。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

椎名林檎


2003-shiinaringo

椎名林檎/加爾基 精液 栗ノ花
RELEASE:2003.02.23
GENRE:J-POP、新宿系

アーティスト解説:
渋谷系ならぬ「新宿系」。新宿系自作自演屋を名乗る音楽家。のちのロックバンド・東京事変のボーカリスト。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
妊娠・出産による約1年間の活動休止を経て、3年ぶりとなる椎名林檎の3rdアルバム。
今作はオーケストラ、世界各国の民族楽器とプログラミングなどをふんだんに用いている。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.宗教
★★★☆☆
悲劇か奇劇の幕開けのようなイントロ、ジリジリするノイジーなサウンドと
1曲目として魅力的な要素タップリの曲。社会批判的な歌詞も印象的だ。

2.ドツペルゲンガー
★★☆☆☆
可愛らしくもの哀しいメロディと、ノリが良くも深い曲。
最後の「取り憑いた」が、絶妙な怖さのようなものを放ち鮮明に残る。

3.迷彩
★★★☆☆
小気味の良い、気持ちよく聴けるリズムの良いジャズっぽい曲。
コツコツした音も良い味を出している。

4.おだいじに
★★★☆☆
切ないメロディが哀しく、そして素直な感じのする曲。
他の曲と違い、シンプルで大人しい曲だがバックのサウンドなどやはり印象的

5.やつつけ仕事
★★★★☆ 初聴オススメ!
「何かをやりながら…」的なやっつけ感が伝わるイントロが特徴的。
明るくポップなナンバーでとても聴きやすい曲。

6.茎
★★★★★
暗く渦巻くメロディ、そしてサビで何か癒され解放されていく感じ。
ボリュームのある最後のサビは秀逸。

7.とりこし苦労
★★☆☆☆
どことなく脱力する感じのする「やつつけ仕事」の対の曲。
バックで様々なサウンドが使われているのが面白いトラック。

8.おこのみで
★★★★☆
歌詞が文学的にエロイ曲。
間奏に電車のアナウンスが入っていたりするので、どこか離愁を感じさせる。

9.意識
★★★☆☆
これまた雑音のような独特のイントロ。曲は聴きやすいテンポの良い曲。
サビに入る前の「嘘ヲ吐クナヨ」のためた歌い方が素敵。

10.ポルターガイスト
★★★★☆
3拍子のちょっとメルヘンっぽい綺麗な曲。
ワルツ調なので、どことなくパリっぽい雰囲気を感じさせる。

11.葬列
★★★★★ アルバムの核!
強烈な音の洪水と美しさを備えた、間違いなくアルバム最強の曲。
歌詞に意味は無いらしいが、鮮烈な文章と、音の迫力で怖さすら感じる。
この曲は椎名林檎が16歳の時には出来ていたというから驚愕だ。



総評:


妊娠・出産を経た椎名林檎の感性が色濃く出たアルバム。
普通に聴きやすい曲も収録されているが、やはりこのアルバムの魅力は
独特の世界観とその深さ、多彩に使われた音楽、そして女性独特の「怖さ」だと思う。

歌詞カードも独特の作りになっており、真ん中のページに載っている
「茎」を中心に文字数・デザインが左右対称になっている。
それに加え収録時間と収録曲の使用楽器もすべてシンメトリーという恐ろしいほどの徹底ぶりである。
これもまた「怖さ」のひとつ。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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岩跳ペンジュン

Author:岩跳ペンジュン
平成現代の今を生きる、
ゆとり世代の20代。
ちょいオタな
絵師×素人レビュワー。

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