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椎名林檎


2003-shiinaringo

椎名林檎/加爾基 精液 栗ノ花
RELEASE:2003.02.23
GENRE:J-POP、新宿系

アーティスト解説:
渋谷系ならぬ「新宿系」。新宿系自作自演屋を名乗る音楽家。のちのロックバンド・東京事変のボーカリスト。
ウィキペディアで詳細を見る


アルバム解説:
妊娠・出産による約1年間の活動休止を経て、3年ぶりとなる椎名林檎の3rdアルバム。
今作はオーケストラ、世界各国の民族楽器とプログラミングなどをふんだんに用いている。
Amazonで購入する。



各曲レビュー:
1.宗教
★★★☆☆
悲劇か奇劇の幕開けのようなイントロ、ジリジリするノイジーなサウンドと
1曲目として魅力的な要素タップリの曲。社会批判的な歌詞も印象的だ。

2.ドツペルゲンガー
★★☆☆☆
可愛らしくもの哀しいメロディと、ノリが良くも深い曲。
最後の「取り憑いた」が、絶妙な怖さのようなものを放ち鮮明に残る。

3.迷彩
★★★☆☆
小気味の良い、気持ちよく聴けるリズムの良いジャズっぽい曲。
コツコツした音も良い味を出している。

4.おだいじに
★★★☆☆
切ないメロディが哀しく、そして素直な感じのする曲。
他の曲と違い、シンプルで大人しい曲だがバックのサウンドなどやはり印象的

5.やつつけ仕事
★★★★☆ 初聴オススメ!
「何かをやりながら…」的なやっつけ感が伝わるイントロが特徴的。
明るくポップなナンバーでとても聴きやすい曲。

6.茎
★★★★★
暗く渦巻くメロディ、そしてサビで何か癒され解放されていく感じ。
ボリュームのある最後のサビは秀逸。

7.とりこし苦労
★★☆☆☆
どことなく脱力する感じのする「やつつけ仕事」の対の曲。
バックで様々なサウンドが使われているのが面白いトラック。

8.おこのみで
★★★★☆
歌詞が文学的にエロイ曲。
間奏に電車のアナウンスが入っていたりするので、どこか離愁を感じさせる。

9.意識
★★★☆☆
これまた雑音のような独特のイントロ。曲は聴きやすいテンポの良い曲。
サビに入る前の「嘘ヲ吐クナヨ」のためた歌い方が素敵。

10.ポルターガイスト
★★★★☆
3拍子のちょっとメルヘンっぽい綺麗な曲。
ワルツ調なので、どことなくパリっぽい雰囲気を感じさせる。

11.葬列
★★★★★ アルバムの核!
強烈な音の洪水と美しさを備えた、間違いなくアルバム最強の曲。
歌詞に意味は無いらしいが、鮮烈な文章と、音の迫力で怖さすら感じる。
この曲は椎名林檎が16歳の時には出来ていたというから驚愕だ。



総評:


妊娠・出産を経た椎名林檎の感性が色濃く出たアルバム。
普通に聴きやすい曲も収録されているが、やはりこのアルバムの魅力は
独特の世界観とその深さ、多彩に使われた音楽、そして女性独特の「怖さ」だと思う。

歌詞カードも独特の作りになっており、真ん中のページに載っている
「茎」を中心に文字数・デザインが左右対称になっている。
それに加え収録時間と収録曲の使用楽器もすべてシンメトリーという恐ろしいほどの徹底ぶりである。
これもまた「怖さ」のひとつ。
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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